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農業技能測定試験、9月4日に8月実施結果を公表 2号は2026年度から通年受験へ

2026年9月5日

農業技能測定試験の実施機関は2026年9月4日、8月分の1号試験実施結果を公表した。2号試験も2026年度から通年受験方式に変更され、農業法人は繁忙期と受験時期を合わせた人材育成がしやすくなった。

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9月4日、農業技能測定試験の8月実施結果を更新

農業技能測定試験の公式サイトは2026年9月4日、特定技能1号に対応する農業技能測定試験について、2026年8月の試験実施結果を公表した。月次で試験結果が更新される一方、2号試験についても2026年度から運用が変わり、定期開催方式から通年受験方式へ移行している。農業法人や生産者にとって、外国人材を一時的な繁忙期要員としてだけでなく、技能を蓄積して長期就労する人材として育てやすい制度環境が整いつつある。

2号試験は2026年4月24日から2027年3月10日まで

試験実施機関が2026年3月30日に公表した案内によると、農業分野特定技能2号技能測定試験は2026年度から通年受験可能となった。2026年度の試験実施期間は4月24日から2027年3月10日、予約受付は2026年4月7日午前10時から2027年3月5日までとされ、原則として試験日の3営業日前まで予約できる。従来の定期開催に比べて、本人の技能習得状況や農繁期を考慮しながら受験時期を選択しやすくなった。

農業の企業実務では「いつ試験を受けるか」が重要

農業は作物や地域によって繁忙期が大きく異なる。収穫期の最中に試験準備へ時間を割くのは難しく、企業側が試験時期を本人任せにすると受験が後回しになりやすい。通年受験方式を活用し、農閑期に学習と受験を集中させる年間計画を作ることが現実的だ。特に2号への移行を目指す人材については、必要な実務経験を確認し、技能記録、担当作業、教育履歴を日常的に残すことが重要になる。

農水省は海外採用支援も継続

農林水産省は2026年8月3日、スリランカ・コロンボで行う海外ジョブフェアの参加者募集を開始したほか、6月29日には第9回農業分野における外国人受入れセミナーを開催している。これは、農業分野で外国人材の採用が一部の大規模法人だけのものではなくなり、海外採用、適正な労務管理、定着支援を含めた仕組みづくりが政策上も重視されていることを示す。海外採用を検討する農業者は、紹介会社任せにせず、雇用条件や住居、交通環境を自ら説明できる状態にしておく必要がある。

外国人にとって住居・交通・季節変動は重要条件

農業では都市部の工場やホテルと異なり、勤務地が公共交通の少ない地域にあるケースが多い。外国人本人に対しては、給与や仕事内容だけでなく、住居から圃場までの移動、買物、病院、冬季の生活、季節による勤務時間の変化などを採用前に説明することが定着に直結する。また耕種農業と畜産農業では作業内容や勤務時間も異なるため、求人情報を具体化する必要がある。

2027年の育成就労を前に長期人材戦略へ

農業分野では2026年6月25日に第11回農業特定技能協議会運営委員会と第1回農業育成就労協議会が同時開催され、2027年4月開始予定の育成就労を見据えた制度準備が進んでいる。今後は育成就労から特定技能1号、さらに2号への移行を前提に、人材を数年間育成するモデルが重要になる。2号試験の通年化は、そのキャリア形成を実務面から支える変更であり、農業者は評価・昇給・技能教育の仕組みを早めに整えておくべきだ。

情報確認日:2026年9月5日

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